マンションお役立ち情報

マンション管理組合会計とは

2022年7月22日 / カテゴリ:マンション自主管理, 会計業務, 収納方法

 

 

マンション管理組合運営の中で、「会計業務」は極めて重要な役割を

果たしていることは、言うまでもありません。

日常的な会計業務の積み重ねが、毎月の会計報告や年度末の決算報告として

取りまとめられます。

会計業務が適切に行われていることが、決算報告書として適正性を左右し、

管理組合運営の財政面で良不良を示す事が管理組合会計ではないでしょうか。

 

 

 

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管理組合会計と企業会計の違い

 

管理組合の年度末決算報告書は、区分所有者の共同の利益を増進し、

良好な住環境を確保することが目的であり、敷地や共用部分の管理に必要となる

費用を事業計画に従って、その費用を区分所有者全員で公平に負担するのが、

管理費や修繕積立金となりますす。

一方、企業は様々な方法を用いて利益を得る努力をし、資金を手元に残します。

集めた資金を使用し、活動した結果どのくらい利益を取得したか報告することが

必要であり、どうやって利益を取得したかを読み取る為に損益計算書や過去と

比べてどのくらい資金の増減があったかを示すキャッシュフロー計算書を

報告することが目的になります。

営利目的の企業とは異なり、管理組合は非営利目的、利益を必要とするのが

目的ではない為損益計算書を作成する必要はありません。

管理組合では区分所有者から集めた管理費や修繕積立金は、どんな理由で使用し、

どのくらい残っているかを示すのが収支計算書となり作成する必要があります。

 

 

 

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目的別会計とは(分別会計)

 

一般的にマンションの建物の管理を行う為に必要な費用は管理費となり、一定年数

経過する都度、計画的に行われる大規模修繕や特別修繕の為に必要な費用は修繕積

立金となります。

異なる目的の為に集めた資金は収入と支出を別々に処理し、明瞭に分別し会計処理を

行うことが必要になります。

 

管理費会計—–日常的な維持管理に関する会計

(共用設備の維持管理、経常的な補修、備品消耗品費等)

修繕積立金会計—-大規模修繕工事や建物の特別な修繕工事に関する会計

 

実際に資金を管理費と修繕積立金に分けて管理することが重要であり分別管理をします。

 

 

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マンション収納方法 イロハ

 

【イの方式】

管理費等と修繕積立金を収納口座へ入金し、そこから管理事務に要する費用を支払します。

管理費会計に充当する費用を支払った残額と、修繕積立金会計に充当する費用を翌月末日までに

保管口座へ資金移動します。

管理会社は保管口座の、印鑑・キャッシュカードの保管は出来ません。

また、管理費等と修繕積立金の合計額1ヶ月分以上を保証する保証契約の義務付けています。

 

【ロの方式】

イの方法と異なり、修繕積立金は収納口座を経由せずに直接、保管口座へ入金します。

管理費会計に充当する費用を支払った残額を翌月末日までに保管口座へ資金移動します。

管理費等の額1ヶ月分以上を保証する保証契約の義務付けています。

 

【ハの方式】

収納口座と保管口座を同じ口座とするため、管理会社は通帳・印鑑等を同時に保管できません。

これにより、管理組合の資金が既存するリスクが想定されない為、保証契約の締結は管理会社に

義務付けられていません。

 

 

 

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管理費収入と修繕積立金収入は、それぞれ集める目的が異なり、別々の収支に充当するために、

同一の預金口座に入金しても、別々に処理することが必要になります。

これが管理組合の会計に特有な分別会計の原則で、全ての項目を管理費会計と修繕積立金会計に

分別します。

 

 

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支払一任代行方式(収納代行方式) 財産の分別管理に関する事項 管理業務主任者 収納口座 

管理費等保証委託契約受託証明が変わります

2021年9月28日 / カテゴリ:マンション管理, マンション自主管理, 会計業務, 管理組合

 

 

従来の紙による受託証明書・受領書の授受ではなく、Web上で管理組合理事長様に

 

受託証明を閲覧し確認して頂くよう2021年10月1日より変更となりました。

 

 

 

それでは管理組合を守る保証制度を確認してみましょう。

 

 

一般社団法人マンション管理業協会は、どんな協会なの?目的は?

マンションの管理システム、管理技術等に関する調査研究を行い、その管理業務の

 

適正化のための諸方策を推進するとともに、マンションの保全に関する診断能力の

 

研究・開発及び診断員の育成を図り、調査診断等を実施することにより、

 

マンションにおける良好な居住環境と快適な共同生活を確保し、

 

国民生活の向上と社会福祉の増進に寄与することを目的として活動しています。

 

協会マーク

 

 

管理費等保証事業とは

管理費等保証制度は、一般社団法人マンション管理業協会が「マンションの管理の

 

適正化の推進に関する法律」第95条に規定する指定法人として行う保証制度です。

 

令和2年10月1日現在、マンション管理会社300社が協会保証機構に加入しています。

 

保証機構

 

管理会社の経営破綻等により管理組合に金銭的被害が発生した場合、

 

被害額をできるだけ軽減することを目的とし、管理組合に管理費等

 

1ヶ月分の額を限度額として、金銭被害を保証します。

 

 また、協会の保証機構に加入している管理会社と管理委託契約を締結している管理組合で、

 

管理会社から保証機構に届け出のあった管理組合が保証対象になります。

 

 

※ 管理会社の口座に管理組合の資金が一時的に保管され金銭的被害等が発生した場合となります。

 

 

そのため、管理会社が一般社団法人マンション管理業協会の会員であり協会保証機構に

 

加入しているかが重要となります。

 

 

 

保証委託契約受諾証明書は、お手元にありますか?

 

令和3年10月1日以降、保証委託契約を締結するものより、「保証受諾証明書」が

 

廃止されることとなりました。

 

今後は、保証委託契約を締結したことの証明として、一般社団法人マンション管理業

 

協会ホームページ上に、管理組合に対する「保証受諾証明」が掲載されることに変更と

 

なります。

 

Web上での確認作業をお願い致します。

 

会員証

 

 

 

近藤リフレサービス株式会社は、管理組合運営を応援しています。

 

 

 

有効にマンションを管理する方法とは

2021年1月22日 / カテゴリ:マンション管理, マンション自主管理, 会計業務, 自主管理

 

マンションを管理すると言っても、管理する場所は多種多様です。

 

建物保守管理や将来の修繕工事管理、管理組合運営管理、

 

なんと言っても一番重要なお金の管理。管理費の使い道など

 

資産価値管理等があげられます。

 

 

 

今まで管理組合が自主的に管理組合運営を行い居住者同士の交流が活発に行われ、

 

自分達で全てにおいて考えて行動を起こしてきた自主管理マンション。

 

清掃や点検、場合によっては劣化の進んでいる個所の修繕を行うため、居住者の肉体的・

 

精神的負担が大きくなったり、居住者の高齢化やライフスタイルの多様化によって、

 

分担した役割を各自がきちんと守れるか、という心配も考えられます。

 

 管理組合

 

 

ここでは、管理費を管理する方法(会計業務作業)についてご説明します。

 

管理費を管理するということは、大きな責任が伴われます。

   

お部屋の管理費の金額確認や入金確認、居住者同士の督促業務、会計担当者の交代等があると

 

日頃の集計作業が遅れがちになってしまう等、苦労が増えることでしょう。

 

 

 

もし、あなたが管理組合の仕事を分担し自分の役割が会計担当で、

 

急な病気で動けなくなったら・・・・

 

家族の都合で時間が取れなくなったら・・・・

 

パソコンが使えなかったら・・・・

 

役割自体もう我慢の限界になったら・・・・

 

細かい字が読めなくなったら・・・・

 

段々わからなくなってきたら・・・・

 

 

時間的・労力的の負担が大きくなり不安に思うことでしょう。

 

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今までのように出来なくなり管理組合運営が心配になってきたら、

 

大変な部分だけでも負担軽減を考えてみませんか?

 

近藤リフレサービス株式会社では、毎月月次報告書を作成し、管理組合様の資産価値管理報告を

 

理事会宛に行っていますので、毎月、理事会がチェックすることで、トラブルを未然に

 

防いだり、いち早く対応することが可能となります。

 

近藤リフレサービス株式会社が会計業務作業を、代行することで、会計役割担当者の

 

業務負担を大幅に軽減することが可能となり、有効にマンションを管理する方法と

 

考えられるでしょう。

 

 

 

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マンションを管理する効果的な方法

2019年7月10日 / カテゴリ:マンション自主管理, 会計業務, 自主管理

 

マンションを管理すると言っても、管理する箇所は様々です。

マンションの建物保守管理や将来の修繕管理、管理組合運営管理、

なんと言っても一番重要なお金の管理。管理費の使い道など資産価値管理があげられます。

 

ここでは、管理費を管理する方法を説明します。

 

今まで、管理組合が主体的に管理組合運営を行い居住者同士の交流が活発に行われ、

自分たちで全てにおいて考え行動を起してきた自主管理マンション。

清掃や点検、場合によっては劣化の進んでいる箇所の修繕を行うため、

居住者の肉体的・精神的負担が大きくなったり、居住者の高齢化やライフスタイルの

多様化によって、分担した役割を各自がきちんと守れるのかという心配も考えられます。

 

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管理費を管理するということは、大きな責任が伴われます。各お部屋の管理費の金額確認や

入金確認、居住者同士の督促業務、会計担当者の交代などがあると、日頃の集計作業が遅れがちに

なってしまい苦労が増えることでしょう。

 

もし、あなたが

管理組合の仕事を分担し自分の役割が会計業務だったら、

急な病気で動けなくなったら、

家族の都合で時間が取れなくなったら、

パソコンが使えなかったら、

役割事態もう我慢の限界になったら、

細かい数字が読めなくなってきたら、

だんだん蓄積され時間的・労力的の負担が大きくなり不安に思うことでしょう。

 

今までのように出来なくなり管理組合運営が心配になってきたら、大変な部分管理だけでも

負担軽減を考えてみませんか?

 

私たちは、月次決算報告書をきちんと作成し、報告いたします。毎月理事会がチェックすることで、

トラブルを未然に防いだり、 いち早く対応することが可能になります。

会計業務作業を代行することで、会計担当者の業務負担を大幅に軽減することができます。

 

 

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会計業務でお困り事がありましたら、近藤リフレサービスにぜひお問い合わせください。

管理組合様の、お役に立てると考えております。

 

詳しくは、こちら

安心の会計サポート 会計達人

 

お問い合わせは、こちらから

 

 

マンション自主管理会計の不安を安心に変えます

2018年12月3日 / カテゴリ:マンション自主管理, 会計業務, 自主管理

 

マンション管理組合運営を継続的にスムーズな活動にするために、会計業務は重要であり

将来の大切な資産を左右する大切な業務のひとつといっていいでしょう。

 

今まで自分たちで運営されてきた管理組合様も多いと思いますが、将来の収支に不安はないですか?

 

会計達人

 

役員様がだんだんご高齢となり、運営するのが「わずらわしくなってきてしまった」とういうことはないですか?

 

業者の支払や管理費の集金・預金管理を行うことが大変になってきたということは、ないですか?

 

同じマンション内で、管理費の未納者に対する督促をするのは「気がひけてしまう」ということはないですか?

 

大規模修繕工事を「どう進めてれば良いのかわからない」ということはないですか?

 

特に、自主管理で管理組合運営をされている場合、決算や管理費の預金管理に不安を抱えていることが予想されます。

 

近藤リフレサービスでは、そんな不安を安心にかえるサポートをしたいと考えます。

 

毎月の管理費等の徴収・諸費用の支払いを代行します。

毎月未納者の督促・管理組合への報告を行います。

毎月会計の収支報告書を作成・提出いたします。

毎年総会に出席し、1年間の収支報告を行います。

 

 

会計業務でお困りのとこがありましたら、不安を安心に変えるお手伝いを近藤リフレサービスがサポートいたします。

ぜひお問い合わせください。

管理組合様のお役に立ちたいと考え日々努力しています。

 

 

こちらからも

安心の会計サポート 会計達人

 

お問い合わせは、こちらから