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マンションを購入したら必要になる維持費とは

2025年8月30日 / カテゴリ:マンション, リフォーム, 修繕積立金, 管理費

マンションを購入するとかかってくるのが「維持費」

戸建てにも同様のことが言えますが

マンションと戸建てではかかる費用に違いがあります。

マンションでは、どのような費用がいくら位かかってくるのでしょうか?

一般的にかかる維持費には以下のようなものがあります。

 

管理費

マンション共用部分の清掃費用や

電気代、水道料金、管理員の人件費

エレベーターや貯水槽などの定期点検やメンテナンス費用

共用部分の火災保険や損害保険料など

日常的な維持コストをまかなうために毎月支払う費用で、管理組合が集めます。

ちなみに私ども管理会社に支払っているのは管理費ではなく「管理委託費」で

管理費の中から支払われます。

金額はマンションによって様々ですが

国土交通省の「令和5年度マンション総合調査結果」によると

ファミリータイプの70平方メートルの住戸の場合

平均月額は16,107円になるそうです。

 

修繕積立金

日常的な修繕以外で、長期修繕計画書に記載された

大きな工事を行う際にかかる費用に充てるお金です。

凡そ12~15年ごとに実施される大規模修繕工事や

給排水設備、機械設備等の計画修繕の際に支出されます。

管理費と一緒に毎月管理組合が集め

計画修繕の実施まで積み立てておきます。

国土交通省の「令和5年度 マンション総合調査」によると

全国平均で1戸あたり13,054円です。

 

共用部分の専用使用料

マンション敷地内にある駐車場や駐輪場の使用料や

お部屋に専用庭やルーフバルコニーが付帯されていれば

その使用料を管理組合に支払います。

こちらも管理費と一緒に毎月管理組合が集め

管理費会計の収入として扱われることが多いです。

 

固定資産税・都市計画税

マンションなどの不動産を所有しているとかかる地方税で

市町村(東京23区は東京都)に納税します。

毎年1月1日時点での所有者に課税されますので

購入した年の固定資産税は売主に課税されます。

物件によって税額が異なりますが

一般的な住宅であれば年に数万~20万円程度が目安です。

マンションの場合、新築当初5年間(認定長期優良住宅に該当すると7年間)は

税額が半分になります。

 

保険料

火災保険や地震保険は

マンションの区分所有者がもつ専有部分で

火災や地震の被害があった場合に備える保険です。

個人賠償責任保険にも加入していると

漏水事故による階下の被害などにも備えられますので

加入をお勧めします。

火災保険料は、物件の種類や補償内容によって

保険料が異なります。

マンションの場合、だいたい年3万円程度を

目安にするといいと思います。

地震保険を付加すると保険料はアップします。

また、地震保険は国と民間の保険会社が

共同で運営している保険のため

どの保険会社でも補償内容や保険料が一緒です。

 

将来のリフォーム費用

専有部分はオーナーの所有になるため

将来のリフォーム資金は自分で確保しなければなりません。

特に水廻り(浴室・トイレ・キッチン・洗面所)は劣化しやすいことから

大体15年~20年を目安に

リフォームを検討することが多いです。

水廻りのリフォーム費用は交換する設備のグレードにもよりますが

200~400万円位かかりますので

自身のライフプランに組み込んで

予め資金を少しづつ貯めて備えておくといいと思います。

 

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このように、マンションの購入資金だけでなく

購入した後もさまざまな維持費がかかってきます。

無理をした住宅ローンを組んでしまうと

その後の維持費が重い負担となってしまいます。

「こんなはずじゃなかった」と後悔する前に

そのマンションではどの位の維持費がかかるのか?

継続的に支払っていけるのか?を

十分に調べた上で購入を検討し

無理のないライフプランを形成しましょう。