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管理組合用語その2

2013年9月18日 / カテゴリ:用語集

自主管理とは
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マンションの組合員が管理を担当するのが「自主管理」です。

管理会社に管理を委託せずに管理組合自体で管理を行うことになります。

メリットとして、委託費用がかからないため、組合員個々の管理費負担が
少なくて済みます。

それ以外では、全組合員の管理意識が高いことが求められ、特定の人に負担が
かかりすぎないような配慮が必要です。

また、一部の人に業務が集中すると、管理費を着服するなどの金銭トラブルも
起こってしまうようです。

自主管理は理想の管理形態ですが、組合員の意識と協力が不可欠になってくる
と思います。

 

 

総合管理とは
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管理組合運営を管理の専門会社に委託する方式が「総合管理」です。

管理会社は、管理費の集金業務や設備の点検、管理員の派遣などを行い、
管理委託費用を管理会社に支払います。
(事務管理業務・建物設備管理業務・管理員業務・清掃業務)

最大のメリットは、管理組合では手が回らない部分をフォローしてもらえる点と、
専門知識を生かした適切なアドバイスをもらえることで組合運営がより円滑に
進む点でしょう。

多くの管理組合が、マンションの問題を解決するために、管理会社に業務を委託する
という形をとっています。

一方管理会社を使う場合は、当然ながら自主管理では発生しない管理会社への
管理委託費が発生します。

 
一部分管理とは
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管理費の集金業務や建物管理など、管理業務の一部を管理会社に委託する
方法が「一部分管理」です。

管理組合が直接できることは管理組合が行い、残りは管理会社に委託します。

メリットは、自主管理に比べて、組合員に対する負荷は少なくなります。

 

 

管理会社とは
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管理会社は、一般的には工事などは行わず、マンションが完成した後の
建物管理を行う会社が「管理会社」です。

分譲マンションでは必ず区分所有者が集った「管理組合」が発足されますので、
その組合から受注して建物の維持・管理業務を行う存在です。

管理組合の総会・理事会の招集や、郵便物の発送、議事録作成なども行って
いる会社もあります。

管理会社が、問題を起すようであり、管理をおこたるようなときは管理組合の
決議で別の会社に変更になる場合もあります。