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マンションへの不審な訪問者

2025年12月18日 / カテゴリ:トラブル, 日々の生活, 防犯

マンションでの安全な生活を守るために、不審な訪問者への適切な対応は欠かせません。

近年、さまざまな手口で住居に侵入しようとする事例が報告されており

日頃から警戒心を持つことが重要です。

 

1.不審な訪問者の特徴

不審な訪問者には、いくつかの共通する特徴があります。

まず、身分証明を提示しない、または提示してもすぐ引っ込めるケースです。

正規の業者であれば、身分証や社員証を携帯しています。

また、アポイントなしで突然訪問してくることも要警戒です。

さらに、言動が不自然であったり、話が二転三転したりする場合も注意が必要です。

周囲をキョロキョロと見回している様子や

要件を言わずドアを開けることを執拗に急かすような態度も

不審者の典型的な行動パターンといえるでしょう。

 

2.基本的な対応方法

不審な訪問者への対応で最も重要なのは

ドアを開ける前に必ずインターホンで確認することです。

用件、氏名、所属を明確に聞き取り

不審に思ったときは録画機能があれば記録を残しましょう。

相手の顔や様子を確認できることは、後々のトラブル防止にもつながります。

やむを得ずドアを開ける場合でも、ドアチェーンを

かけたまま対応してください。

のぞき穴やドアスコープを活用することも有効です。

身に覚えのない宅配や点検を名乗る場合は、必ず身分証の提示を求め

不明な点があればその場で会社に直接電話をかけて確認することも効果的です。

 

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3.具体的なケース別対処法

業者を装った訪問は特に注意が必要です。

事前通知の無い、身に覚えのない点検業者を名乗る訪問者がいた場合

管理会社に事前通知があるかを確認しましょう。

通常、マンションの設備点検は事前に管理会社に告知されるものです。

宅配業者の場合は、不在票の有無や伝票番号を確認することで

本物かどうか判断できます。

工事業者についても、管理組合への届出があるはずですので、確認してください。

具体的な事例として

先日大規模修繕工事を実施していたマンションで発生した事案を紹介します。

工事期間中、作業着とヘルメットを着用した訪問者が

居住者宅を訪れたとの報告がありました。

しかし、調査の結果、この訪問者は工事の関係者ではなく

不審者であることが判明しました。要注意です。

セールスや勧誘の訪問に対しては

きっぱりと「必要ありません」と断りインターホンを切りましょう。

長話に付き合う必要はありませんし、ドアを開ける必要もありません。

相手が粘っても、毅然とした態度で対応しましょう。

アンケート調査を装った訪問も増えています。

個人情報は安易に答えないようにし

正当な調査かどうか疑問がある場合は、きっぱりと断ることが重要

です。

 

4.マンション全体での防犯対策

住民一人ひとりができることとして

まずオートロックを過信しないことが挙げられます。

オートロックがあっても、他の住民に続いて侵入する手口は珍しくありません。

見知らぬ人を安易に建物内に入れないことも、全住民が守るべきマナーです。

 

5.高齢者や単身者への配慮

高齢者や単身者は特に狙われやすいため、家族や近隣でのサポートも重要です。

定期的に連絡を取り合い、見守り体制を整えましょう。

不審な訪問についての情報を共有し、互いに把握しておくことで

いざという時に迅速な対応が可能になります。

 

最後に

不審な訪問者への対応は「慎重すぎる」くらいがちょうど良いものです。

確認なしにドアを開けないこと、不審と感じたら迷わず断ること

一人で判断せず家族に相談すること

そして地域や住民同士の連携を大切にすることが基本原則となります。

自分自身と家族、そして隣人の安全を守るために

この記事で紹介した注意点を参考にしてみてください。

 

 

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